6月2日の午前8時頃、午後13時の飛行機に間に合うよう自宅を出発。上野からスカイライナーに乗って成田に向かった。
今回の飛行機は、アリタリア航空とJALの共同運航路線ということで、初めてアリタリアの飛行機に乗れるのかと思って喜んでいたら、機体はJALのものだった。スタッフもJALの人らしく皆日本人であり、目新しくはなかったが、日本語が通じるのでまあ都合がいいと言えば都合が良かった。
今回の旅で私は初めて、飛行機の2階席というものを体験した。バスや新幹線でも、2階席というと何かワクワクしてしまう私だが、やはり飛行機でも初めての2階席にちょっとワクワクしてしまった。2階席は1階にくらべ席数が少なく、ちょっとこじんまりした感じ。もちろん2階にもトイレがついており、席が少ない分だけトイレにも近いし、トイレの競争率も低い気がした。がやがやとした1階席から隔離されており、2階席は何となく静かである。旅行にビジネスクラスやましてやファーストクラスを使ったことのない私にとって、ささやかな飛行機の贅沢であった。
飛行機はほぼ予定通り、13時10分に成田を離陸。機内食はまずまずのおいしさ。
機内でウイル・スミス主演の『最後の恋の始め方』の映画を見た。飛行機の中で軽く見る映画としてなかなか面白い映画であった。
そして飛行機は順調なフライトを経て、予定通り12時間でローマのフィウミチーノ空港へ到着。上空から見た初めてのイタリアの景色は、緑があり穏やかでのんびりした感じの、とても美しいものであった。
よくヨーロッパのマイナーな国を旅行する私は、いつもの旅行ならば直行便がないためトランジットの手続きをし、飛行機を待ち、さらに飛行機に乗って目的の国へ飛んでいかなければならない。でも今回は直行便で来たから、もうこれで飛行機はおしまい。何て楽なんだろう!と感動してしまった。だんだん年をとってきた私は、直行便がある国は少しくらいお金がかかっても直行便に限る、と新たな発見をした気分であった。
入国審査は、無愛想でいかにもやる気のなさそうなおじさんが、パスポートも私もろくに見ないで、ぽんっとはんこを押し、投げるようにパスポートを返してきて終了。イタリアと言えば、明るい伊達男の印象しかなかったが、この態度にちょっとした驚きを覚えた。
市内に向かうため、まず空港の両替所に向かった。1ユーロ≒140円のレート。その時の相場は138円だったので、こんなもんかととりあえず2万円両替。すると戻ってきたお金はたった132ユーロだけ。円にすると18420円だ。よく見たら、手数料が6.5%だという。この時は手数料がとても高いと感じたが、この先イタリアを旅行し両替を色々なところでしてみた私たちは、この手数料はまだ安いほうだと思い知るのであった。
フィウミチーノ空港は国際空港なので、ヨーロッパの他の都市のように(ロンドンのヒースロー空港とか)近代的で大きな空港を想像していたのだが、意外にもあまり大きくもなく、閑散としてちょっと薄汚れた印象の空港であった。とりあえずローマ市内に向かうため、レオナルドエクスプレスという何ともイタリアらしい電車の乗り場を探すことにした。
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