6月3日、快晴。夕べ疲れはてて10時前に眠ってしまったため、今朝は自然に5時半頃目が覚めた。気分は爽快!目が覚めた時には外はすでに明るく、これから観光とはりきっている私には、前途洋々の天気だ。さあ、今日はローマ本番の日!
夕べシャワーも浴びずに眠ってしまったため、とりあえずお風呂に入る。今回のお風呂は当然バスタブがついていた。朝からゆったりとバスタブにお湯をはって、優雅に入浴。備え付けのシャンプーは、髪の毛ががさがさするような質の悪いものだったが、バスバブルの石鹸があり、朝から泡風呂を堪能し、かなり上機嫌になった。そんなことでゆっくりしているうちに、あっという間に7時になってしまった。慌てて宿泊代込みになっている朝食をとりにホテルのレストランに向かった。
朝食はビュッフェ形式。プラハに行った時、どのホテルにもこのようなビュッフェ形式の朝食がついており、けっこう安いホテルでも食事の種類が豊富でおいしくて食べ過ぎてしまうほどのものだったので、今回の朝食も当然期待していた。ところがどっこい、ここのホテルの朝食は、お世辞にも豪華ともおいしいとも言えない貧しいものだった。食べ物の数も少なく、選択の余地があまりない。コーヒーを飲んだらこれもまたまずい。おいしかったのはヨーグルトくらいだったか(スーパーで売っているような普通のヨーグルトだけどね)。イタリアはやはり物価が高いから、このくらいの値段のホテルはこんなものか、とあきらめる
。
朝食後、そのままホテルを出て、まず一番行ってみたかったフォロ・ロマーノを目指した。何年か前、彼と2人で塩野七生の『ローマ人の物語』シリーズにはまり、ぜひここを見てみたかったのだ。
ホテルからフォロ・ロマーノに向かって歩いていると、道の両側が古くて大きな建物ばかりであることに気がついた。道もなかなか広いが、両側がそのような建物がずっと続いているので、威圧感がある。私が今まで行ったことのあるヨーロッパの都市(プラハやリスボン、アテネなどなど)とはまた違った雰囲気だ。それと、意外にも街のあちこちに落書きが多いことにも気がついた。落書きの中には、けっこう笑えるくらい芸術的な(?)絵もあった。
そろそろフォロ・ロマーノに近づいたかなーと思って、ふと横にのびている道の向こうを見ると・・・

遠くにコロッセオらしい建物を発見!もしやと思い、そちらに向かって歩いていく。行ってみるとやはりコロッセオだ!映画や写真で何度も見たことのある、あのおなじみの姿が目の前にあらわれた。ここまでくると、「お〜っ、ローマに来た!!」と腹の底から実感が湧いてくるのであった。
このコロッセオの隣に、私たちが目指しているフォロ・ロマーノも広がっている。意外と簡単に第一目的地にたどり着いたのだった。コロッセオは後で見学するとして、最初にフォロ・ロマーノを見学することにした。フォロ・ロマーノは私の中では、ちょっとした公園くらいの規模を想像していたが、そんなせこいものではない。さすがヨーロッパ大陸のスケールは違う。かなり広い地域にローマ遺跡であるフォロ・ロマーノは広がっているのであった。そのスケールの大きさに、朝から感動しっぱなしの2人であった。
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