お腹がいっぱいになったの、次の目的地を目指して出発した。今度は、パンテオンからほど近い、ナヴォーナ広場という広場を目指した。ナヴォーナ広場は、ローマに数多くある広場の中でもローマを代表する広場の一つであるという。けっこう広くて長方形の形をした広場で、四方をヨーロッパらしい建物でぐるりと囲まれている。車が入れないため、騒々しさもない。オープンカフェが出ていたり、パフォーマンスをする人がいたり、観光客がそれを楽しそうに見ていたり、やはりのんびりした楽しい雰囲気のする広場であった。
そして、広場には有名な大きな3つの噴水がある。「ネプチューンの噴水」「四大河の噴水」「ムーア人の噴水」の3つだ。

特に真ん中にある「四大河の噴水」はベルニーニの作で、バロック芸術の華と言われているだけあって、大きくて豪華であった。でも噴水の近くにいって彫刻をよくみると、中には笑えるような面白い顔をした動物だかなんだかわからないようなものもいた。この四大河は、世界の四大河川のナイル、ガンジス、ドナウ、ラプラタを擬人化したものだという。ローマは噴水一つをとっても、なんとも豪華である。
広場の端っこのほうで、修学旅行できたような同じ帽子をかぶったヨーロッパ人の子どもたちの群れがあった。みんな何かを囲んで見ている。何を見ているのか気になったので、私も見にいったら、なんとそこには自由の女神がいるではないか!でも、この自由の女神、どこかお粗末な感じがする。それもそのはず、ローマの街のいたるところにいる、パフォーマンスの人であった。ローマの街中にはこのようなパフォーマーが多く、かなり笑えるものもある。暑い中、みんな体をはってよくやっている。そのうち、イタリアの街を歩くうえで、これを見るのも楽しみの一つとなっていったのである。
この広場で、ジェラートのお店があったので、さっそく本場のジェラートの味を試してみることにした。2人でそれぞれバニラとチョコを食べてみた。一つ2ユーロ。バニラの味は日本のバニラとは微妙に違い、ちょっと変わった味がしたが、まあそれなりにおいしかった。どちらも、感動といったおいしさではなかったが、まあ満足。
地図で見ると、この広場から北のほうに向かえば、すぐにテベレ川に出られる。そこから対岸に渡ればそこはもうヴァチカン市国だ。ヴァチカン市国というものがどんなところかぜひ見たかった私たちの足ははやる。さあ、いざ行かん、ヴァチカンへ!
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