そのまま、ぶらぶらと歩き、レプッブリカ広場という賑やかな広場まで歩いてきた。この広場は、カフェが沢山あったり、音楽を演奏している人たちやそれを聴く人たちで溢れている、賑やかで楽しい雰囲気の広場なのである。
私たちが行った時には、バイオリンとアコーディオン、それに木琴のような見たこともないような楽器を演奏しているグループの人たちがいた。エキゾチックできれいな音楽で、しばらく聞き入ってしまった。その人たちもCDを売っており、聴いているうちにどうしても欲しくなってしまい、1枚買うことにした。
ここでもやはりCD1枚15ユーロであった。街中で、私達を楽しませてくれるこのような音楽家のみなさん、これからもぜひがんばって欲しいと心から思った。
そのうちトイレに行きたくなり、公衆トイレを探したが日曜日のため公衆トイレも休みだったりする。これは些細なことに思うかもしれないが、気をつけないといけない。トイレに行きたい時に行けないと一大事だからである。
公衆トイレに入れないため、仕方なくシニョリーア広場にある老舗カフェ・リヴォワールに入った。オープンカフェに席をとり、飲み物を注文するかわりにトイレを借りたのだ。老舗カフェというだけあって、ちょっと高級な感じなカフェ。ウエイターもちょっと気取った感じであった。値段もそれなりに高い。おしゃれな雰囲気であり、いかにも観光地のしゃれたカフェといった印象を受けた。
トイレを済ませたあとも、しばらくそのオープンカフェに座り、広場を行く人たちを眺めたりしていたが、そのうち日もかげり、肌寒く感じるようになってきた。そして、大分日がかげるまでそこでねばり、そろそろ夕焼けが見えるだろう、という頃に私たちは夕焼けを見るためにヴェッキオ橋に向かったのであった。
ヴェッキオ橋に着いた頃には19時30分を過ぎていたが、まだ夕焼けにはなっていなかった。どうやら早かったらしい。橋には沢山の人がいた。中にはカメラを三脚にセットし、夕焼けのシャッターチャンスを待っているらしき人もいた。
しかし、20時を過ぎてもまだ日は沈みそうにならない。なんという日の長さなんだ!もう大分日がかげってきたと思っていたが、日が沈むのはまだまだだったのだ。20時20分頃になり、やっと夕焼けらしい景色になってきた。しかし、空の下の方には厚い雲がたちこめており、太陽はその中に隠れてしまったのである。
ここまで待ってこの結末。少し残念ではあったが、美しいヴェッキオ橋からの夕方から夜にかけての眺めをそれなりに楽しむことができた。
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